夏の風物詩、鱧(ハモ)
関西の人にとって、ハモと言えば、祇園祭や天神祭と一緒に浮かんで来て、「夏やなあハモ食べたいなあ」という風になる方も多いと思います。
お店でハモ料理を食べると、それなりのお値段はしますが、せっかくのハモなので、プロの料理人さんに捌いて頂きたいと思ったりします。(滅多に行きませんけど) ハモの骨切りとか絶対自分でできない気がするし。
代表的なハモ料理と言えば、湯引きやハモの天ぷら、ハモしゃぶなどがあります。
高級なだけではなく、更にハモには、女性にうれしい栄養があります!それは、コンドロイチンです。いわゆる「お肌のハリを改善してくれる」やつです。
また、骨ごと食べる魚なので、カルシウムも取れ、コンドロイチンがカルシウムの吸収を助けて、骨を丈夫にしてくれる事も期待できます。
夏バテ防止にはやっぱり鰻
個人的には「うな重」、とても特別感のあるワクワクするメニューです!
ご飯に絡んで尚美味しいあのタレが、夏の暑い日の食欲の無い時でも「これなら食べられる」と思えて夏バテ防止にも繋がるのかな?食べない事には体力が維持できませんものね。とにかく美味しいので年から年中食べたいです。
鰻には夏バテ防止になる豊富な栄養があります。
中でもビタミンAが特に豊富で、うなぎ一匹で1日に必要な量を満たしてくれます。このビタミンAは目を良くしてくれるそうです。
また、カルシウムはもちろん、カルシウムを取り込むのに必要な、ビタミンDも含まれています。
食欲の無い時でも、栄養豊富で元気にしてくれそうな鰻を、頑張って少しでも食べて、夏バテしないように暑い夏を乗り切りましょう。
料理のレパートリー豊富な鯵(アジ)
アジは、塩焼きや干物、南蛮漬けやフライなど、料理のレパートリーがとても多い魚です。
美味しい食事やお酒のあてとしてのアジの料理も、とても大事ですが、それだけでなくアジの栄養はこんなに優れています!
たんぱく質やカルシウム、ビタミンB1と、ミネラルがバランスよく含まれています。
カロリーも他の青魚に比べて少なめで、ヘルシー食材です。
カルシウムは、勿論子供の成長に欠かせないものですし、またご高齢の方のみならず、若い人でも骨を丈夫に保つ事は必須です。
更にカルシウムとビタミンB1は、イライラする気持ちを抑えてくれる働きもあるそうです。
そして忘れてならないDHA(ドコサヘキサエン酸)。脳の働きを活性化させてくれる、例のやつですね。
認知症予防に青魚が良いというのは、今や誰でも知ってる感じの情報ですが、脳の働きを活性化させてくれるのなら、お年寄りだけの話ではなく、全ての年代の人が積極的に取り入れたいですね!
更にアジにはカリウムも豊富です。体内の塩分を排出してくれて、高血圧予防が期待できるのですから、これも年代問わずみんな食べた方が良いです。